制度の種類について

成年後見制度には法定後見制度と任意後見制度という2つの種類があります。さらに法定後見制度には後見と補佐、補助という3つの種類が存在しています。このうち、任意後見というのはまだ本人の判断能力があるうちに利用することができます。一方、法定後見の方は判断能力が衰えたあとでないと利用することができません。任意後見であれば自分で決めることができるのですが、法定後見の方は裁判所が決めることになります。

後見人法定後見制度は本人の障害の程度によって後見と補佐、補助のうち適当なものが選択されます。基本的に申し立てされたものの8割は後見となっています。補佐や補助になるケースは圧倒的に少ないのです。

後見というのは自分でほとんど判断することができない人を対象としています。自分で法律行為をすることができないのです。こちらで選定された後見人は本人の財産についてのすべての法律行為を代理として行うことができます。また、本人が行った法律行為をすべて取り消すことができます。

補佐は判断能力が著しく不十分になっている人を対象とします。補助というのは判断能力が不十分な人のためのものです。

このように成年後見制度にはいろいろな種類が存在しているため、覚えておきましょう。